大阪中之島にある大阪大学中之島センターでインビザラインを用いた矯正について講演してきました。今回はモニタリングとオープンバイト症例についてでした。

コロナウイルス感染症の蔓延により前回の研鑽塾講演から4年ほど経過してしまいましたが、久しぶりにいつも仲良くさせていただいている講師メンバーで開催することができました。

インビザラインは2006年から日本の矯正医も使用することができるようになりました。私も2006年にライセンスを取得し、矯正装置としてアライナーを使用してきました。新しい矯正装置であるアライナーはどのような歯の移動ができるのか、エビデンスも情報もなく大変苦労が続きました。現在では正しい診断およびクリンチェックソフトウェアで設計図を作成し、歯の移動経過をモニタリングすることでさまざまな歯並びに対応できるようになりました。

今までの経験をこれからはじめられる先生や経験の浅い先生に伝えることで矯正治療の良さを日本に浸透していければと思っています。

院長