インビザラインとデジタルと私
2018年8月24日
今、矯正の技術はデジタル化によって大きく進歩しています。大阪大学歯学部矯正科で在籍中は、ワイヤーによるブラケット矯正を主に習ってきました。当時は治療シミュレーションも石膏模型をのこぎりで分割して並べるというアナログなものでありました。昨年、医院に光学デジタル口腔内スキャナを購入してからは、数分で治療結果の簡単なシミュレーションを作れるようになりました。矯正相談に来院される患者さんにも自分の今の歯並び、そして、矯正治療によって得られるであろう歯並びをイメージしてもらえるようになり、よりわかりやすい説明ができるようになりました。私自身もインビザラインでの治療を受けて歯並びをきれいにし、それによって今までのように口唇をかむことがなくなり、とても満足しております。昨年、当院で開始された矯正治療患者さんはすべてインビザラインで行っています。
私は父親の影響で小学3年生のころからNECのPC-8001というコンピュータに触れ、その後もPC-8801mk2、PC-8801mk2FR、Power book 1400c、Windows95ノートPCと使用し、今までに自作もPC3台組み立てました。今はVAIO S11をメインで使用しております。デジタルが大好きなので、このデジタル化はとても自分にあっているなと思っています。
私の中で、ワイヤーによるブラケット矯正はガラケー、インビザラインはスマホと思っています。今後もどんどん進歩してより快適になるスマホのような新しい装置で皆様にも快適にまたわかりやすい矯正治療を提供できればと思っています。
(私自身の歯の変化 設計図と実際 気になっていた過蓋咬合が1年10カ月できれいになりました!おかげで口唇をかむこともなくなりました。)